看護専門学校合格を目指すみなさんへ

看護専門学校合格を目指すみなさんへ~

 


間もなく令和元年も幕を閉じようとしています。来年早々の一般入試を控えた受験生の方々は日々、勉強に明け暮れ大変な時期かと思います。今年はインフルエンザの流行が例年より早いようですし、くれぐれも体調管理にはお気をつけ下さい。なんと言っても医療者を目指されている以上は自身の健康を護ることは必須ですからね。

 

さて、2020年度生入試はいくつかの学校で選考内容に変更がありますね。

例えば神戸市民間病院協会神戸看護専門学校では一般入試に面接試験が課されます。久しぶりの面接試験復活で驚きましたね。昨年までの社会人入試や、推薦入試では「1分間スピーチ」や「計算問題」、「四字熟語の意味と読みを2つ答えよ」など様々な形式での面接が行われてきました。今年の社会人入試では結構オーソドックスな質問が多く、「なぜ今看護師を目指すのか」「本校の受験動機」「職場で苦手だった人とどう対応してきたか」「あなたの長所を今後どう活かすか」などの質問がありました。しかも「個別面接」であったため、より人間性を注視していたのかもしれませんね。一般入試の面接がどのような形式になるかは予想できませんが、自分なりの答えをしっかり持ち、最低限受験校の教育理念や特徴的なところは頭に入れておくべきでしょう。もちろん、直近のニュースなどにも興味を持って知っておくことも大切です。

 

また、西神看護専門学校では「社会人入試」が新設されました。一般入試の受験科目も昨年までの「国語」「生物基礎」「小論文」※B日程(1月に実施された一般入試)から「国語」「数学」「英語」に変更されました。12月に実施されたA日程には「数学」がありましたから予測は可能ですが、「英語」に関しては過去問題がないので、過去問対策を実施することはできません。あくまでも予測の範囲内での準備をせざるを得ないと考えますので、せめて西宮市医師会レベルの英語対策はしておくべきかと思います。

 

一方で尼崎健康医療財団看護専門学校のように受験科目が削減された看護専門学校もありますね。「数学」がなくなり「英語」「国語」「小論文」になりました。数学が苦手だった受験生には朗報だったかもしれませんね。ただし推薦入試の評定が3.53.0に引き下げられたこともあり、推薦受験生が増加したため(2019年度生19名→2020年度生55)合格者も大幅に増えました。(13名→30)。社会人入試の合格者数は昨年同様17名なので、専願であることを考えればすでに47名の入学がほぼ確定しているのことになります。では、一般入試の合格者枠は定員70名なので…単純に引き算をすると狭き門になりそうですが、一般入試は併願者数も多いので35名前後でしょうか。いずれにしても受験者数によりますが、昨年度と比べると少し倍率は高くなりそうなことが予測されます。合格を手にするためには得意科目のミスを防ぎ、きちんと得点を取ることが望まれます。また小論文もルールを守りながら、最低でも600字以上は書ききる練習をしておくべきでしょう。

 

医師会系では、神戸市医師会、西宮市医師会ともに推薦入試の受験生が増加しました。西宮市医師会看護専門学校では30名弱の増加、神戸市医師会看護専門学校でも10名強の受験生増となりました。西宮市医師会は推薦、社会人入試ともにほぼ昨年同様の合格者数だったので(合わせて59)、推薦が併願可であることも加味し一般入試でも50名程度の合格は出すと思われます。神戸市医師会は今回の入試から一般2次入試(3/7実施)を新設したためなんともいえませんが、30名は合格を出すのではないかと考えています。いずれにしてもそれぞれ3倍程度の倍率になろうかと思っています。例年、同日の実施になるので併願ができませんが、数学の得点率が肝になるだろうと思っています。くれぐれも計算ミスのないように、また神戸市医師会では濃度計算、必出です。整理しておく方がいいでしょう。

(各数値は本校受験生報告によるデータ)

 



いくつかの主要専門学校の2020
年度入試についての所見を述べてみましたが、確実に言えることは専門学校の受験科目や傾向は何年かごとに変わります。要は、出題される可能性のある科目「国語」「数学ⅠA」「英語ⅠⅡ」「生物基礎」「小論文」これらの科目をある程度の時間をかけて取り組んでおくことが合格を手にする鍵だということです。もちろん学力には得意科目、苦手科目、ブランクの有る無しなど様々な要素がありますから一概に言うことはできませんが、逆の言い方をすれば、苦手科目があろうとブランクがあろうと出題される範囲が決まっている限り克服することはできますし、看護学校に合格することは誰にでも可能性はあります。いかに勉強に費やす時間を作る工夫をするか、忙しい中でも効率的に学ぶか、そして諦めず結果を手にすることを信じて粘り強く取り組むかにかかっていると、私は考えます。

 

社会人や主婦の方のキャリアアップ、あるいはシングルマザーで確固たる資格取得を目指したい方。それぞれにチャンスは平等にありますが、過ぎ行く時間は待ってくれません。思い立ったらなるべく早く始めてください。

高校生の方もクラブ活動、定期テスト、本当に忙しいですよね。でも日々、なるべく休まず登校し、成績もなるべく落とさないことが推薦入試合格の決め手にもなります。くわえて、コツコツと受験対策をしておけば志望校合格もきっと叶うことでしょう。

 

看護師になりたい―。様々な経歴を持つ、数多くの方が私のもとから出発し、今は医療現場で活躍しています。一度や二度の失敗や挫折なんて大した問題ではない。そんなものは成功へのただのステップです。自分を信じて最後まで諦めず「なりたい」を「なれる」に変えてください。そんな強い思いを持つ方の、夢を叶えるお手伝いをこれからも続けたいと願っています。

2019年12月19日 (木) | 看護医療受験情報すべて表示
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