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血液内科とは違いますが・・・・市販の風邪薬について

市販の総合感冒薬について少々.

OTC医薬品(一般用医薬品)の総合感冒薬と呼ばれるものには,1錠に様々な種類の薬剤が含まれています.

 

・アセトアミノフェン    : 解熱鎮痛

・ブロムヘキシン塩酸塩   : 去痰

・ジヒドロコデインリン酸塩 : 鎮咳

・トラネキサム酸      : 抗炎症

・クレマスチンフマル酸塩  : 抗ヒスタミン(鼻水対策)

 

上記は,私が個人的に良く使用する総合感冒薬の代表的な成分ですが,医薬品になると,基本的には,それぞれを錠剤やシロップで処方することになります.*1

総合感冒薬の方が成分投与量は少なめになりますが,かぜの初期に,一時的に使用するには,便利なものです.

アセトアミノフェンで,のどの痛みや発熱が改善しにくい時は,「発熱やのどの痛み,さむけに ’よく効く’」と銘打って

・イソプロピルアンチピリン(ピリン系)

・イブプロフェン

を含んだものが見られます.「症状に合わせた配合」というものですね.

 

処方箋を発行してお渡ししているお薬も,同じように,症状に合わせて選んでいます.つまり・・・


どのお薬でもコンセプトは,「症状によく効く」「症状を緩和する」ことであって,「かぜウイルスを退治する」ものではないわけです.

「かぜが治る」ということは,症状が消失することであったり,他人に遷さないようになることであったりします.ウイルスまたは細菌などの病原体の種類や原因にもよりますが,57日間程度で改善にむかうものと考えて,この間の症状を緩和させ,無理なく療養していただくための処方をしています.

そのため,症状だけは,内服後の早くから軽減します.実際に,病原体が消失し「治った」という状態までには,もう数日様子をみていただくほうがよいでしょう. 

ちなみに,イブプロフェンとブロムヘキシン塩酸塩はセルフメディケーション税制の対象になります.総合感冒薬を自宅の薬箱に常備される方は,領収証を保管してみておいてください.

 
*1約束処方として,薬局に依頼して,粉末で混ぜてしまうこともあります

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